メジュゴリエの偽聖母

カトリックの一部の者が惑わされている私的啓示「メジュゴリエの聖母」は神からのものではありません。それは公にも私にも容易に確認ができます。

2:6 我々は、聖霊降臨運動を新しいセクト(党派)だと考えなければならない。

f:id:medjugorje:20180403155502j:plain

 

f:id:medjugorje:20180403155502j:plain

 

f:id:medjugorje:20180403155502j:plain

 

f:id:medjugorje:20180403155502j:plain

 

第2部メジュゴリエ

6我々は、聖霊降臨運動を新しいセクト(党派)だと考えなければならない。(霊の識別:2-6)

 歴史の中には、現代のカリスマ運動と似たものがいくつもありました。聖霊降臨派のリーダーたちが癒しを行うという「奇跡」については、歴史上異端者どもがかつてさまざまな不思議をして見せたことがあります。そして、カリスマ運動もそのうちの一つとして数えることができます。

 例えば、2世紀のモンタン(Montan)という男によって始められたモンタニズムがそうです。彼は172年頃、フリジアで脱魂し、霊に乗り移られたと称しました。脱魂のうちに、かれは予言し訳の分からぬ言葉を吐いていました。その御告げによると、彼自身、Paraclitus(慰め主)と自称していたようです。モンタンと一緒にマクシミッラとプリシッラという女性がいましたが、彼女たちも脱魂し、予言を始め、大群衆に新しい予言の教えを説いていました。モンタンは、天のイェルサレムがすぐ降臨し、選ばれたものたちが主とともに1000年間君臨すると説いていました。祈りの集会では人々は祈り予言し、異言を語りました。彼らは厳格な禁欲、度重なる長い断食、肉とブドウ酒を断つこと、独身、童貞性、迫害にあっても逃げないことなどを説いていました。しかし、アジアの司教たちは彼らの著作を調査し、会議を開き、その異端を排斥しました。教皇たちも強い態度で排斥して来ました。

 中世には、異端説を唱え、不思議な業をもって信者たちをたぶらかした多くのグループがありました。ボドワ派(Vaudois)、アモリス派(amauriciens)、自由な霊の兄弟(frere du libre Esprit)、フロールのヨアキムの弟子(disciples de Joachim de Flore)、フラティセル(fraticelles)、天主の友、ボゴミル派(bogomiles)、16世紀にはスペインでアルンブラードス(alumbrados)と言うのが出ました。彼らは明らかにイエズス・キリストの霊にも、その唯一の教会の霊にも息吹かれたものではありませんでした。彼らは、正当に、賢明に、理由があって、合法的かつ正統的教会位階によって排斥されたのです。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ カトリックへ
にほんブログ村