メジュゴリエの偽聖母

カトリックの一部の者が惑わされている私的啓示「メジュゴリエの聖母」は神からのものではありません。それは公にも私にも容易に確認ができます。

3:6 出現に対する聖職者の態度(メジュゴリエ)

第3部メジュゴリエ・続(霊の識別:3-6)

6 出現に対する聖職者の態度

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 メデュゴリエの主任司祭であったヨゾ・ゾブコJozo Zovko神父は、カリスマ運動の活動的なメンバーの一人でした。彼はあまりにも早く、そして少しあまりにも近くで出現と関わっていると非難を受けました。このような疑問は全く当然のものでした。しかし、彼の嫌疑を晴らすために、やはりカリスマ運動の一員であった、クラリェビッチ師は「その当時は、彼は教区に着任したばかりで、自分の教区信者を知る機会がまだ無かった」と書いています。ロランタン師も疑いを晴らそうと「ゾブコ修道士は、最初の出現の幾日か前に主任司祭として任命を受け、まだ教区のことを良く知りませんでした。そして全ての子供たちを知らなかった」と言います。

 ロランタン師の言う「幾日か前」とは、一体何日のことでしょうか?クラリェビッチ師の言う「教区に到着したばかり」とは、到着して、1週間の後のことでしょうか。それとも、2週間のことでしょうか。1ヶ月でしょうか?いいや、違う!ゾブコ師はメデュゴリエの主任司祭となって、既に9ヶ月を経ていたのだ!ロランタン師も、クラリェビッチ師もこれを隠すのです。

 将来幻視者となるべき青年たちは、実はその年、別の司祭の元で「宗教教育」を受けていました。ロランタン師はこのようなことを注意深く隠します。何故、ロランタン師はヴラシッチ師が幻視者たちの元でほとんど直接に働きかけていた役割を隠し、私たちを騙そうとするのでしょうか?このカリスマ運動をしているフランシスコ会士、ヴラシッチ師は、既に出現のまえから彼らを知っていたではないでしょうか?私たちはそのことを既に良く知っています。何故、彼が「ずっと後になって」メデュゴリエに到着したと信じ込ませようとするのでしょうか。

 ゾブコ師は、既に4日目に幻視者たちにゴスパが何か教区のフランシスコ会士たちのためのメッセージがないかと尋ねさせています。既に、7月2日には、ゾブコ師の要求で、ヴィッカとヤコブは教区の教会の中で「出現」の話をしています。そして、ゾブコ師は既に信者たちにこの出現が超自然のものであることを保証しています。教会の全歴史の中で、聖職者が出現についてこれ程まであわてて好意的になったというのは見たことがありません。これはよい印ではありません。

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