メジュゴリエの偽聖母

カトリックの一部の者が惑わされている私的啓示「メジュゴリエの聖母」は神からのものではありません。それは公にも私にも容易に確認ができます。

3:8 癒し(メジュゴリエ)

第3部メジュゴリエ・続(霊の識別:3-8)

8 癒し

 

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 このことについては、2つの質問を出さねばなりません。

1)メデュゴリエ正真正銘の癒しが生じたか。

2)出現によって或る病の癒しが約束された場合、その癒しが本当に生じたか。

 モスタールの司教であるザニッチ司教によって強調されたのは、この第2の点でした。そしてそれは全く正しい判断です。もし御出現がある病の癒しを約束したにもかかわらず、それが治らなかったとしますと、出現は約束を破ったことになります。これは、この出現が聖母からのものではなかったと言うことの証拠になります。

 ザニッチ司教はそのレポートの中でメデュゴリエの聖母が癒しを約束した5つの件をあげています。しかし、聖母から癒されると約束された彼らは、その後数週間か数ヶ月で、全員死んでいます!

 ヴィッカの証言はこれに関して矛盾だらけです。ヴィッカはブバロ師と対話します。

「私は、聖母が時々何らかの癒しを預言されたことがあったかどうかを知りたいのですけれど。」

「決してありません。私の知る限り。ゴスパはいつも信仰、祈り、天主のみ旨への依託、において堅忍すること、それだけを勧めます。」

「幼いダニエル・セッカ君の件はそれでも少し奇妙だな。カセットに録音された内容によると誰か[つまり、ゴスパの言葉を伝達した幻視者の一人]が、直ぐに、『彼は治るでしょう』と何も条件も付けずに言いました。」

「でも、動揺の中で、誰が全てを考えることが出来たでしょうか。[大切なのは全てを考えることではなく、出現が言ったことをそのまま正確に繰り返すことなのに!]そう話した人は[一体どの幻視者の話をしているのでしょうか?]聖母がダニエルの両親に生ける信仰、祈り、断食を求めていたことを良く知っていました。しかし、彼がそれを大きな声で言わなかったというのはあり得ることです。[こうしてまんまと責任回避!]」

「もう一度言いますが、あなたは聖母が全く無条件にある一人の男の子の癒しを約束されたと私に言いましたね。」

「誰の話ですか?私は覚えていません。」

「膝の上で足を切断した男の子です。そして、聖母は『約束の印が明らかにされた後で、無条件に聖母が彼をいやす』と告げられたのでしょう。」

「ああ、そう。そうそう。聖母はその時多くの癒しを約束されました・・・」(Babulo)

 メデュゴリエでは、明白で、無条件の癒しの約束が多くあるのです。ザニッチ司教がそれらの約束が守られたかどうかよく調べることを主張するのは、理にかなっているのです。

 ロランタン師はディアラ・バシレと言う女性がいやされたことをリポートしています。しかし、彼女は「内的に熱いものを感じて」癒され、これは、ペンテコステ運動の癒しと共通します。メデュゴリエを動かす霊とペンテコステ運動の霊は全く同じ霊なのです。

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