メジュゴリエの偽聖母

カトリックの一部の者が惑わされている私的啓示「メジュゴリエの聖母」は神からのものではありません。それは公にも私にも容易に確認ができます。

教皇様もメジュゴリエの出現を否定

 教皇フランシスコをリベラルだと評する方がいます。仮にそうだとして、そのリベラル気味の教皇様でさえ、メジュゴリエの出現を否定しているわけです。歴代の現地司教様が否定し、教皇様も否定してきました。メジュゴリエはリトル・ぺブルなどと同じく、偽りの聖母の出現です。保守もリベラルも共に否定し、信じるのは、どちらでもない一部の神秘主義気味の方たちだけです。それも、「一部の」と形容詞をつけなければなりません。聖母のご出現を信じようと、メジュゴリエは信じない方が割合的に大多数だからです。この出現がいかに出鱈目なメッセージか、また教会はこの出現をこれまでに何度調査し、否定してきたか、これから順を追って掲載していこうと思います。

参考:
フランシスコ法王 「メジュゴリエの聖母出現」に疑念(AFP)

 

【5月14日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は13日、聖母マリアの出現地として年に100万人ものキリスト教信者が訪れるボスニア・ヘルツェゴビナのメジュゴリエ(Medjugorje)について、その信ぴょう性には深刻な疑念があると語った。

 1981年6月、当時はユーゴスラビアだったボスニア南部のメジュゴリエで6人の子どもたちが聖母マリアが現れたと証言して以来、同地には毎日のように聖母マリアが現れるとされている。

 しかしフランシスコ法王は、訪問先のポルトガルからバチカンに戻る機内で、メジュゴリエでの聖母マリアの出現については、現在進行中のローマ・カトリック教会の調査によって疑念が生じていると述べ、「子どもたちが見た女性は聖母マリアではない」と述べた。さらに自身の個人的な見解として「明日、この時刻にここへ来ればメッセージを伝えるなどと、聖母マリアが言うわけがないのは明らかだ」と語った。

 フランシスコ法王は、100年前にポルトガルのファティマ(Fatima)で聖母マリアの出現を目撃したとされる2人の列聖式で同国を訪れていた。

 フランシスコ法王は2013年にも、「聖母マリアは、毎日メッセージを届ける郵便局長ではない」と述べ、メジュゴリエ聖母マリア出現に疑問を呈していた。(c)AFP

 

www.afpbb.com

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